韓国ドラマ

「シーシュポス:The Myth」

「シーシュポス:The Myth」を見終わりました。

ちょっとややこしい?!あらすじ

2021年、天才工学者ハン・テスルは事業に成功し、IT財閥となっていた。
ある日、搭乗中の飛行機で事故に遭遇。飛行中に修理し、搭乗者の命を救ったテスルは
国民の英雄に。しかし、不可解な出来事に巻き込まれていく。
死んだはずの兄の映像。銃を持ってテスルを守るという謎の女性、カン・ソヘ
取締局。アップローダー。未来。戦争。そしてシグマ。
核戦争後の未来と現代が交差して命懸けで未来を変えようとする
ファンタジーミステリー。

と、自分なりにまとめてみましたが、これだけではまったく伝わらないと思います。。。
とにかく、未来を変えるために(戦争を回避するために)、ハン・テスルを救うお話。
正直、ややこしい。

登場人物

チョ・スンウ(ハン・テスル役)

1980年生まれ
2000年、映画デビュー。
2012年、「馬医」でドラマデビュー。
主に舞台やミュージカルで活躍。

「馬医」!いいドラマでした!イ・ビョンフン監督、さすがです!
「シーシュポス」では天才工学者で、なんでも作ります。
飛行中の飛行機を修理、電気自動車を動かすアプリ、緊急避難装置(ボタン?)。
警備セキュリティを破るのもお手の物。人間コンピューターです。

パク・シネ(カン・ソヘ役)

1990年生まれ
2003年、MVでデビュー。
2009年、「美男ですね」に出演。
2022年、俳優チェ・テジュンと結婚

彼女の出ているドラマを誰もが一度は見たことあるのではないでしょうか?
「シーシュポス」では核戦争後、父親と2人でなんとか生き延び、何もない世界ながら
BTSグッズを集めたり、機関銃をデコレーションしたり。
「ぶっ殺す」が口癖の強い女の子を演じていました。

そのほかの俳優さんも豪華です。

テ・イノ(エディ・キム役)

テスルの友人。共同経営社

チョン・ヘイン(キム・ソジン役)

テスルの友人。精神科医。
エディの元婚約者。

ソン・ドンイル(パク社長)

アジアマート社長。
未来からくる密航者をダウンロードしている。

そして最強の敵、シグマは。。。

キム・ビョンチョル(シグマ)

未来を牛耳っている。
テスルを逆恨みしている。

この人でした!狂気を孕んだこの役はこの人しかできない!

複雑なストーリー?

聞き慣れないコンピューター用語が出てきたり、過去・現在・未来が交差する物語。
同じ時間、同じ場所に未来から来た同じ人間が存在していたり、と
複雑な部分も多く、ちょっと理解が追いつかない場面もありました。

感想やレビューを見ていると、その辺りで「難解なドラマ」とされている方も
多かったように思います。

ただ、私がこのドラマで戦争が始まったシーンを見た翌日、世界でとんでもないことが起こりました。
ロシアによるウクライナへの侵攻です。
何でもない日常へ突然降り注いでくるミサイル。泣き叫び、逃げ惑う。
ドラマではなく、実際に起こってしまったこと。
そのあたりについては思うことが複雑。
遠い国のことのようで、同じ人間で。「戦争反対」といっても何もできなくて。

韓国という国も現在は停戦中。(ソウルの地下鉄にあった防毒マスクはリアルでした)

「シーシュポス」とはギリシア神話に出てくる人物で、
「シーシュポスの岩」という逸話があるそうです。

シーシュポスは神々を二度までも欺いた罰を受けることになった。
彼はタルタロスで巨大な岩を山頂まで上げるよう命じられた
(この岩はゼウスが姿を変えたときのものと同じ大きさといわれる)。
シーシュポスがあと少しで山頂に届くというところまで岩を押し上げると、
岩はその重みで底まで転がり落ちてしまい、この苦行が永遠に繰り返される。
Wikipedia「シーシュポス」より

おそらく、このことが主題のドラマなのでしょう。
副題の「Myth」も神話という意味。
「そのような苦行を繰り返さないでほしい」というメッセージなのでは?と思います。

おりしも、世界中を震撼させている出来事と時期が重なり、
なんとも表現し難い。。。感想とは言えないような。。。
平和な日本にいて、ともすれば平和ボケですがやっぱり人が人の命を奪うようなことは
あってはならないのだと思います。

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投稿者

sunnystyle.rainystyle@gmail.com

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