鎌倉〜小田原の旅
数年ぶりに鎌倉へ行ってきました!
そのわけは・・・?!
といっても、私ではありません。息子とその友達、総勢7名!
「自転車で鎌倉〜小田原〜伊豆の国を走る」という旅。
自転車で・・・その距離って・・・ちなみに息子は中学生。
ロードバイクを持つ友達6人と計画を立てました。
しかし、そこは中学生。
・鎌倉までの移動は?
・泊まるところは?
・時間はどうなってるの?
・・・話が通じません。。。
結局、お母さんたちでLINEグループを作りやり取りすることに。
鎌倉までの移動は車3台に分乗。
最初は平塚で宿を取ったようですが、移動距離を考え小田原に。
伊豆の国での宿泊は主人の知人のところ。
心配ですが、大冒険へ送り出すしかない!
出発当日。
3台の車に分乗と決めたものの、ロードバイク7台と中学生7人。
1人は娘さんも。私も姉と。(もちろん、鎌倉観光のため!)
朝6時半に集合して、なんとか積み終わりスタート!いざ、鎌倉!
東名高速は渋滞もなく、圏央道から西湘バイパス。
順調に目的の由比ヶ浜駐車場へ到着。
自転車を降ろし、準備をしていると。。。
パァン!!!
え?何が起きた?
パンク?!
そう。1台のロードバイクがまさかのパンク。
すぐに近くの自転車屋さんを検索。
まずはそこへ持ち込み、修理してもらってみんなと合流しよう。
6人は自転車で出発。
ものの数分で自転車屋さんに到着。
状態を見てもらうと。。。
なんとパンクだけでなく、「ホイール自体の交換が必要」と。。。
おまけに在庫はなく取り寄せ。
「実は静岡から来ていて、こういうルートで2泊3日で走る予定だ」と話すと
やはり、「この状態では厳しいので他のお店を当たってみては?」とのこと。
そんなやり取りをしてる間に6人も到着。
そこからすぐ近くの有料駐輪場へ停めて、観光する予定という。
持ち主君は困ってしまっている。なんとかしてあげたい。
彼を友達と行かせて、私は姉と2軒目の自転車屋さんを目指す。
20分ほど走って2軒目の自転車屋さんに到着。
その間、姉と行きたいね、と話していた長谷寺、大仏さんのいる高徳院を通り過ぎる。
このシーズン、自転車購入や修理が多いのか、少し混んでいる。
私の順番になり、状態をみてもらうと。。。
結果は同じ。。。パンクだけ直しても同じことが起きます、と。
そしてホイールの在庫はなく、取り寄せ。つまりもう走行不能。
さぁ、どうしよう?
一旦、子供たちと合流すべく、鎌倉八幡宮へ。
こちらのトラブルをよそに桜は満開!
結構な人出の中、合流できて説明する。
鎌倉を出発するのは14時半ごろとのこと。
それまでに策を練らなければ。せっかくの自転車旅。
一緒に車を出してくれた2人のお母さん達、LINEグループのお母さん達も
「鎌倉でレンタルしては?」「金額はこれくらいみたい」と調べてくれるが
やはり返却が必要なため、難しい。
やり取りしながら鎌倉八幡宮へ。(観光はしっかりさせてもらった!)
本殿へお参りしていた時、主人と連絡が付き
「2泊目の宿からレンタルしては?」と。
この宿はサイクリスト専門と言ってもいい宿。
電話をして事情を話すと、担当者が不在で折り返してくれるという。
返事が来るまでは何も出来ない。
仕方ない(?)小町通りだ!と数年ぶりに小町通りを散策。
練り物やコロッケを食べたり、小さなお店をのぞいたり。
そして、伊豆の国の宿から電話が!
伊豆の国のサイクリストご用達の宿。「コナステイ伊豆長岡」。
「自転車のレンタルは可能です。ただし、クロスバイクになります。」
「小田原までお届けもできますが、運搬賃と高速代などが2万円くらいかかります。」
今日の「鎌倉〜小田原」を断念しても、「小田原〜伊豆の国」ができる!
しかし、伊豆の国から小田原まで自転車を運ばなければ。。。
すると、娘さんと来たお母さんが「私が行きますよ」と名乗り出てくれた!
つまり、これから鎌倉を出発し、伊豆の国へ行き、自転車を積んで小田原に
戻ってくれるという!
そして、6人が小田原を目指している間に持ち主君を小田原に連れて行ってくれる、と。
ありがたい。。。そのお母さんに持ち主君を託し、6人の出発を見守る。
出発を見届けたのでほっと一息。お抹茶ときんつばをいただき、
お土産を購入してお昼を食べました。
で、ふと気づく。
持ち主君の自転車は私の車の中。そしてヘルメットもある。
あ〜〜〜〜!ヘルメットなしでは走らせられない!
小田原に届けなければ〜〜〜!
まぁ、ヘルメットを使うのは明日だから、のんびり届ければ良い。
なら行きたいリストに入っていた円応寺を目指そう!
お、看板が見えてきたぞ〜 この左手に。。。
ん??駐車場どこ??ないの?え〜〜〜〜?!
Uターンしようにも反対車線は大渋滞。。。
諦めて長谷寺目指す?
ちょっと待って。今16時半。
お寺とかの拝観時間って。。。(検索)。。。17時。。。
間に合わない。
・・・小田原に行こう。。。
子供達は18時前に小田原の宿に着いたという。
私たちの到着は18時を過ぎていた。
「ヘルメット、届けに来たけど」と息子に電話すると
「もう夕飯を食べに出ちゃった」と。
ヘルメットを自転車にくくりつけ、任務完了。
私たちも帰路に着くか、と走り出したところ
ライトアップされたお城を発見!
「小田原城?桜のライトアップとかやってるんじゃ?」
行ってみよう!
これはキレイだった!
青白い光でライトアップされたお城と桜。
誰もがカメラを構え、マスクながら笑顔だった。
2日目。
朝9時ごろには出発した様子。
小田原〜伊豆の国は約42km。しかも箱根越えのルート。
google mapによると約3時間半だけど、そうはいくまい。。。
箱根越えの心配ともうひとつは
コナステイ伊豆長岡から家までの持ち主君の自転車。
主人の提案で、息子が乗っていたクロスバイクをコナステイに届けてはどうか、と。
このクロスバイク、乗らなくなってしまったので
姉が譲り受けてくれた。姉のところにある。
連絡すると「もちろんいいよ〜」と貸し出してくれることに。
主人とともにコナステイに届けることにした。
昼過ぎ、息子からLINE。「箱根の山登ってる。バカきつい」と。
15時ごろ、「芦ノ湖」。
17時半、「住所なんだっけ」。
到着してチェックインしてるらしい。
お母さんグループLINEにも写真が送られてくる。
「箱根の山は天下の剣」を登り切り、下りはすんなり来られたらしい。
ひと安心。
3日目。
朝11時、出発するとの連絡。
コナステイから自宅まで、地味にずーっと登り。
15時ごろ、富士市のショッピングモールでお昼を食べているらしいとの連絡。
ここで、3組に分かれたらしい。
・早く帰宅したい組み
・近くのお母さんの職場へ
・のんびり帰宅組
息子はのんびり帰宅組。
ん?帰宅時間、帰宅ルートと重なる!
これは追っかけるしかない!
ルートにあるコンビニで待ち構え、通り過ぎて行ったのをまた追いかけ。
また先のコンビニで休憩しているのを発見!
4人分の荷物を預かってあげることにする。
4人は疲れてるけどいい顔〜
「あと少し、ずっと上りだけどがんばれ!」とハッパをかけて
また出発を見送り、追い越して帰りを待つ。
想像よりも遥かに早く4人は帰宅。
お母さんの1人が迎えに来てくれて、例の持ち主君と預かっていた自転車も送り届けてくれた。
もう1人はうちの主人が。
無事帰ってきたことで、お母さんLINEグループも盛り上がり!
息子はすぐにお風呂に入り、流石に疲れたのだろう、すぐに寝てしまった。
思いもしないトラブルが起き、どうしようかと焦ったけど。。。
息子にとっては、とてもいい経験ができたと思います。
お世話になった小田原の宿「Ryokan Plum」さん、
伊豆の国の「コナステイ伊豆長岡」さん、ありがとうございました!
協力してくれたお母さん達にも感謝!
長距離走ったから、また一度自転車屋さんに見てもらった方がいいだろうな〜
そして長距離運転した私も疲れた!
わずかながら観光もし、お土産も買えて良かった!
でも次回はのんびり神社仏閣巡りしたいです。。。